・女子サッカー8強の戦いが始まる ・オランダがフランス2019を制したアメリカと対戦 ・マルタとクリスティン・シンクレアが記録をかけて対決
スリリングで、時には激しい戦いが繰り広げられたグループステージを勝ち抜いた強豪が、好ゲームを期待させる決勝トーナメントに臨む。 横浜の地で、2019年FIFA女子ワールドカップ™決勝戦の再現に注目が集まるのは必至。 準々決勝に進んだその他強豪の顔ぶれを見ても、素晴らしい1日となるのは間違いない。
試合スケジュール 7月30日金曜日(すべて日本時間) カナダ – ブラジル 宮城スタジアム、17:00 イギリス – オーストラリア カシマスタジアム、18:00 スウェーデン – 日本 埼玉スタジアム、19:00 オランダ – アメリカ 横浜国際総合競技場、20:00

注目ポイント 記録を狙うレジェンドたち カナダ対ブラジルの準々決勝戦では、女子サッカー史上最高の2選手が対戦する。クリスティン・シンクレアは銅メダルを2回(2012年、2016年)、マルタは銀メダルを2回(2004年、2008年)獲得しており、2人とも金メダルを目指している。このレジェンドたちは、オリンピックの得点記録も争っている。マルタとクリスティン(女子代表通算ゴール歴代1位)は、マルタの元チームメートのクリスチアーニが持つオリンピック通算得点記録(14得点)に手の届くところにいる。現在のマルタのオリンピックゴール数は13、シンクレアは12。宮城で歴史が作られるだろうか。 再びアーツに特別任務が任されるのか フィフィアネ・ミデマーはグループステージで8得点を挙げてオリンピック得点記録を自ら塗り替えた。また、FIFAのテクニカルスタディグループによって、オランダの中心的存在としての彼女の役割が強調されている。
世界王者アメリカの元監督のジル・エリスは、フランス2019の決勝戦ではチームのフォーメーションを大幅に変更。ジュリー・アーツに「非常に影響力のある」オランダFWミデマーを止める役割を任せた、と2019年にFIFA.comに語っている。アーツが復調し、ミデマーがゴールを量産している中、ヴラトコ・アンドノフスキ監督は、かつて成功した戦術を再現したいと思っているだろうか。
イギリスの守備突破を狙う サム・カーは3ゴール1アシストを記録し、充実したグループステージを過ごした。とはいえ、元チームメートが何人かいるアメリカ戦では、封じられてしまった。準々決勝でこのオーストラリアのスター選手は、友人から敵となったもう1人の手強い選手と対戦することになる。チェルシーのチームメートであるミリー・ブライトは、270分間でわずか1失点という、素晴らしい記録を誇るイギリス守備陣の要である。今大会でイギリスから得点を奪った国はカナダだけだが、カーはいつものスタイルでイギリスの守備を破るつもりだ。
厳しい試練に直面する開催国 グループステージで最も強力な攻撃力を見せたのがオランダ、最もタフな守備を見せたのがイギリスだとすれば、スウェーデンは最も印象的なオールラウンダーであった。非常にタフなグループを勝ち抜き、今大会で唯一3連勝したチームであることが、それを物語っており、彼女たちの自信は、16か月無敗にも反映されている。ここまで得点に苦しんだ日本が表彰台に上がるためには、試合内容を大幅に向上させなければならないだろう。
