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水曜日 28 7月 2021, 22:35

最終節はどのグループも好試合必至

YOKOHAMA, JAPAN - JULY 25: Ragnar Ache #6 of Team Germany celebrates after scoring their side's second goal during the Men's First Round Group D match between Saudi Arabia and Germany on day two of the Tokyo 2020 Olympic Games at International Stadium Yokohama on July 25, 2021 in Yokohama, Kanagawa, Japan. (Photo by Alex Grimm - FIFA/FIFA via Getty Images)

  •16か国中15か国に決勝トーナメント進出の可能性がある   •準々決勝進出を決めたチームはまだない   •サウジアラビアだけがすでに唯一の敗退 水曜日のグループステージ最終節は、さまざまなシナリオがあり得るため、エキサイティングな試合が見られるだろう。 グループAでは、開催国日本が開幕2連勝の唯一のチームとなっている。だが、ホスト国の決勝トーナメント進出はまだ決まっていない。フランス戦で引き分け以上で、グループ首位突破が確定する。 最も緊迫した展開が予想されるのがグループB。韓国、ホンジュラス、ニュージーランド、ルーマニアが勝点3で並ぶ。4チームとも試合終了の笛が近づくにつれ、グループの他の試合の動向が気になるに違いない。 グループCではどのチームも、敗退または次のラウンド進出の可能性がある。現在グループ首位のスペインは、アルゼンチンに引き分けでベスト8進出。エジプトと対戦するオーストラリアも同じ状況である。エジプトは、大会に残るためには勝つしかない。ここまで堅い守備に尽力してきたアフリカの雄は、唯一の無得点のチームだけに、厳しい戦いとなるだろう。 グループDの状況がもっともクリアである。サウジアラビアは日曜日のドイツ戦で大健闘したものの、勝点0で敗退が決定。ドイツがベスト8に進出するためには、コートジボワール戦での勝利が必須となる。現在グループ首位のブラジルは、サウジアラビアと勝点を分け合えば、決勝トーナメント進出が確定する。

第3節スケジュール(日本時間) 7月28日(水) ドイツ - コートジボワール 宮城スタジアム 17:00 サウジアラビア - ブラジル 埼玉スタジアム 17:00 ルーマニア - ニュージーランド 札幌ドーム 17:30 韓国 - ホンジュラス 横浜国際総合競技場 17:30 オーストラリア - エジプト 宮城スタジアム、20:00 スペイン - アルゼンチン 埼玉スタジアム 20:00 南アフリカ - メキシコ 札幌ドーム 20:30 フランス - 日本 横浜国際総合競技場 20:30 注目ポイント 絶好調のジニャック 東京2020でのフランスの攻撃は、アンドレ=ピエール・ジニャックに託された。その期待を裏切ることなく、このティグリスのストライカーはここまで4得点を記録。大会ゴールランキングで首位に立っている。 接戦の末に南アフリカに4-3で勝利した後、ジニャックは次のように語っている。 「この勝利でチームの結束力が強まり、次の最終節で日本とのビッグマッチに臨みます。日本はホームで戦っています。僕たちは勝つんだという強い気持ちを持って、力を出し切らなければなりません。チーム内のエネルギーは素晴らしいです。僕たちはまだここにいます。ここでの戦いに、残っています」

次戦に集中する主将の吉田 開催国、“日本のメッシ”こと久保建英を中心にして、チームを構築。この才能あふれる20歳は、地元国民の期待に見事に応え、2-1で勝利したメキシコ戦、1-0で勝利した南アフリカ戦の2試合ともゴールを決めている。ここまで好調のサムライブルーは、当然のことながらこのまま突き進むつもりでいる。「第2節がいかに重要な一戦だったかは、誰もが分かっています」と主将の吉田麻也はコメント。「フランスにも進出のチャンスがあるので、タフな試合になります」と気を引き締めた。

準々決勝を見据えているアーノルド監督 オーストラリアは、ここまでの時点でのサプライズチームである。初戦ではアルゼンチンに見事な勝利を収め、波乱を起こした。だが、第2節ではグループC本命のスペインに後半終了間際にゴールを奪われ、0-1の敗戦。それでも、オーストラリアのグラハム・アーノルド監督は悲観していない。「選手たちのパフォーマンスをとても誇りに思います。サッカー大国スペインを相手に、素晴らしい努力を見せてくれました。私たちは今、自分たちの力でグループ突破するためにここにいます」。 オーストラリアは怪我と出場停止のため、重要な最終節でミッチ・デューク、ライリー・マッグリー、ナサニエル・アトキンソンを使えない。とはいえ、指揮官は心配していない。「我々は選手層が厚いので、フレッシュな選手の準備ができています。彼ら3人は次戦には出場できませんが、準々決勝には間に合うでしょう」 強靭な精神力を見せるドイツ ドイツの精神力は、ここまでの彼らのパフォーマンスの重要な特徴だ。ブラジル戦では劣勢に立たされ、10人の数的不利にも陥った。それでも、3-0から反撃して、3-2の1点差まで詰め寄った。続くサウジアラビア戦では、2度リードを奪われ、またしてもレッドカード一発退場者を出して数的不利に。だが、この試合は勝利を収めている。ナディーム・アミリは「こういった試合に勝つと、4-0で勝つよりもチームの士気が上がります」と試合終了後にコメントした。グループリーグ最終節のコートジボワール戦では、出場停止や負傷によりフィールドプレーヤーが14名しか使えないため、シュテファン・クンツ監督は、チームの根性と決意に再び頼らなければならない。

歴史を作るスペイン 東京2020では、ブラジルと並ぶ優勝候補スペインだが、第2節のオーストラリア戦ではなかなかゴールを奪えず、81分にやっとミケル・オヤルサバルがヘディングで決勝点を挙げた。スペインにとってこのゴールは非常に特別なものとなった。1992年オリンピック王者のスペインが、オリンピックで最後に試合に勝ったのは2000年のこと。ロンドン2012では1点も取れずに敗退している。

スペインは、このゴールが新たな物語の始まりになることを期待している。オヤルサバルはこう語る。「自分たちのサッカーをし続けなければなりません。チームは自分たちのサッカーを信じているし、何をすべきか分かっています。とはいえ、最終節はタフな試合になるでしょう。ここでは簡単な試合などありません。でも、今日勝ったことで見える景色が変わったのはいいことです。初勝利を挙げることが最も重要なことでした」